アイドルを推すということ〜解散とSMAPファン〜

はじめに

ここに書くことは事実に一部私の感想も交えており、（それが感想や想像だと分かるようには記載している）また解散の話も大きく触れているので、気が合わない、不快だと感じたらすぐに画面を閉じ、批判や反論意見はこちらにもTwitterでの引リツやリプもどうか送らないでください。そういう言い合いとか批判とか、私自身くよくよ考えてしまうタイプだし、お互い平和に過ごしたいので。騒動の受け取り方は人それぞれでどれが正しいかなんて分からないという前提で読める方のみお願いします。 誰かを傷つけないように、できるだけ偏らないように、気をつけて書いているつもりです。ご容赦ください。そして読み始めたら最後まで読んでいただきたいです。途中までだと伝わりきらないことも多いと思うので、どうかお願いします。

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• 苦手なオタクその1

突然だが、私にとって苦手なオタクは大きく分けて2種類である。ひとつは、誰にも分かるはずのない5人の気持ちを勝手に決めつけるオタクである。

そもそも彼らがあんな終わり方をしたのは事務所幹部の利己的な発想が発端だということはもちろんで1番の根源だが、最終的に解散という形になったのは限られた中でのメンバーの選択によるものだった。それはただ私が報道だけを信じて言っている訳でなく、解散時の彼らのコメントからもそう思ったのだ。そして吾郎さんの「話し合いはちゃんとできてるんですよ。」という発言からも。このブログを書くにあたり、念のため再び8月のコメントを見返しもした。上2人は別として、3人のコメントは比較的前向きなものだという印象を受けた。また彼らの今の生き生きした姿を見てもそう感じる。

とそんなことを言うとSMAPは無理矢理解散させられたんだ！ファンでもないやつが口挟むな！ファンの気持ちなんか分かんねえだろこの外野が！と批判されそうだが、実際のところどんなにたくさんの情報を集めたって私には分からないし、これを読むあなたにも誰にも分からない。それでも私は彼らの言葉を聞いて、そして彼らの今を見て、今発する言葉選びを見ていてそう受け取った。というかそう受け取れと言うことなのかな？と思った。受け取り方は人によってさまざまであり、だからこそ今までたくさんの論争が起こってきた。私の受け取り方を皆様に押し付けるつもりはないし、だから私にも押し付けないで欲しい。押し付けたところで結局何が本当かなんて誰にもわからないから。

勘違いしないでいただきたいのだが、これは彼らがグループを解散に追い込んだと言っているのでは 断 じ てないのだ。それだけは絶対に違う。ただ、解散か泥沼での続行か、あの状況で選ぶとしたら、彼らにとっては前者の方がマシだった。そういうことだろうと私は考えた。その状況ができてしまったのは決して彼らのせいではない。3人だって何もなければ、本来であればそのままSMAPだったはずなのだから。 彼らはSMAPに愛情を持っていたはずだし、今だってSMAPであった頃の自分達の思い出や記憶は、消したいものではないはずだ。

SMAPはそんな論争が起こることを分かっていたはずだ。あえて沈黙を貫くことがファンの対立を起こしていることも知っているだろう。私は対立に悲しくなりつつも、この形も夢があっていいな、と客観的に思ったりすることもたまにある。私たちはSMAPを諦めろとまだ言われてないということだからだ。

新しい地図の3人を見ているとすごくのびのびしていて表情も弾けていて、今自分たちのやりたいことをできているんだろうなとすごく思う。（これはななにーで森くんも言及していた。） そんな彼らを見てもなお、彼らの目にとまることを目的として、些細なこと全てをSMAPに関連付け全員100%再結成したいと思ってるんだ、今のままじゃ足りない、SMAPじゃなきゃ嫌だと叫べるその気持ちは、一体…？と思うのだ。多くのファンはそんなことを言わず、今の彼らを応援していることは重々承知である。（私ももちろん5人があと一度でもいいから見たいと思っているし、何回もしつこいがそう思うのは当たり前である。何も悪くない。）

私は無条件に「みんな再結成したいに決まってる」とか「木村くんはSMAPを続けるために残ったし全員続けたいんだ！」とか仮に思ったとしても、とても公では言えない。 私はその発言に責任を持てないからだ。 言葉には重みがある。デリケートな話題なら尚更だ。

でも、ただただ再結成してほしいと叫ぶファンの気持ちは私にも痛いほど分かるのだ。

実は私が前回言及したアイドル以前に、私はもう一つ、推しグルの理不尽な解散を経験した。メンバーは話し合いにも参加できず、知らない間に勝手に決められた、まだデビューしたての頃の解散だった。オーディション番組からデビューし、とても人気があった。デビューしてすぐに活動は休止させられ、活動再開と言われた矢先の急展開の解散だった。それから1週間は毎晩大号泣した。あれからもう数年が経つ。 その当時も同じように再結成派と、解散は本人のためだ・ソロを邪魔するな派が対立した。 何が正解なのか分からず、私はただメンバーの望み通りになることだけを願った。 しかし事務所側が勝手に話し合って決めた解散だったということ以外に、その当時のことを語られることは今もほぼない。いや語ることができないのだ。 これはSMAP解散とも共通する部分があるように感じる。

本人の口から気持ちが聞けない、だからファンもどうしたらいいかわからない。

これが全てのあらゆるSMAP解散論争を巻き起こしている原因だ。

私だって5人を欲しているという話は何度も書いた。ただ、それを例えば同じ気持ちの人たちと繋がった非公開のコミュニティでつぶやいたりただ個人の願望として再結成してほしいな〜会いたいな〜とつぶやくのと、本人にメンションやタグづけをし真実と断定してつぶやくのとでは、話が違うというだけのことだ。

そういえば、よく新しい地図の3人はSMAPを歌わせてもらえないと言う人が多くいる。まだ規制が厳しくラジオで流すことさえもできない様子であった頃は、3人の発言や様子からも確かにそうだった可能性がとても高かったと思う。しかしSMAPがテレビで流れラジオで流せるようになり、3人がテレビに復活するようになった今、歌わないのは彼らの意思では？と 私　は　受け取った。決して彼らがSMAPと決別したと思っているのではない。でも新しい道を進んだから。

吾郎さんの

（SMAPは）大切だけど、僕は前を向いていたいタイプなので。

という言葉がそれをよく表していると思うし、これはファンを傷つけないよう配慮した彼なりの表明なのではないのか？と感じざるを得なかった。実は、同時に少し寂しさも感じたりした。（これも全部私の感想である。）

自ら選んで進んだSMAPとは別の道。これも妄想なのでスルーしてほしいのだが、退所して自分で新しい道を選んだからこそ、SMAPを歌ってしまうということが3人にとっては甘えのように感じるのではないだろうか？さらに3人は、退所した自分達がSMAPを歌うことに様々な意見が飛んでくることも分かっているはずだ。歌わないことは自然のことのようにも思う。歌えないのは事務所のせいだ、規制のせいだと騒がれているのを見ると、真相がどうなのかは私たちには分からないが、どちらだったにせよ「そっとしておいてあげたい。」と思ってしまうのが正直なところだ。

とにかく。今こうして何年にも及ぶ逆境を乗り越えてテレビに帰ってきた3人は、最高に輝いていて、途轍もなくカッコいい。

• 仲良しとか不仲とか

SMAPは不仲を囁かれることが度々あったように思う。しかし解散騒動前のSMAPを見る限りでは、私は「不仲」という印象を受けたことは特にない。もちろんメンバー同士の関係性がどんどん変わっていった様は感じるし、二十代の頃の彼らの幼馴染のように見える関係性から、ベタベタしない関係性に変わっていったようには感じる。一方「仲良し」というイメージも大してない。どちらかと言うと「腐れ縁」みたいなちょっとやんちゃなイメージだ。（もちろんいい意味で！）

よくSMAPって仲悪いんですか？とかあるでしょ。もう全然わかってないなって。喋ってなくても、腹立ててふて腐れていたとしてもそんなみんなも大好き。そういう感覚は人にはわからないものだと思う。

解散前の彼らに限って言えば、この慎吾くんの言葉が全てだったと思う。そりゃああんなに長い年月一緒にいれば良いところも悪いところも全部わかるし知っている。年月が経って昔のようにワイワイ騒ぐことはなくなり、それぞれが仕事としてのSMAPをプライベートとは割り切る部分も多くなっていく。距離感もできる。それは5人、6人にしか理解のできないもので、私たちが簡単に仲良し、不仲、と言った簡単な言葉で済ませてよいものではないだろう。

絶妙な距離感っていうのはあるかもしれませんね。なーなーでもっとすごく仲良くて友達みたいに（中略）そんな仲だったらきっと楽だろうなとは思いますけどね、もっと。緊張もしなくて。でもそれじゃダメなんでしょうね。

これは吾郎ちゃんの言葉。ただの仲良しじゃなかったからこそ成し遂げられたこともたくさんあったんだろうなあと思ったし、やっぱり彼らの関係性は彼らにしか分からない。家族でも友達でもない、メンバーはメンバー、としか言い表せないのだと思う。

そして解散騒動真っ只中、正直個人的には「ちょっと空気が重いな」と中学生ながら思うことは度々あった。 あれだけ色々なことが動いて、変わって、報道された。そんな中で今まで通りメンバーと過ごせ、というのも無理があることじゃないかと思う。一緒に長い月日を経て、これまでずっと不安定なところに絶妙なバランスで立っていたSMAPに歪みが出るのは当たり前だ。それも彼らがバラバラだったからこその不安定さだったのかなと思うし、そのバラバラさや不安定さがあったからこそ私は夢中になった。

だからこの時も何の変化もなかったと主張するのはちょっと違うのかなと思ったり。 一方「不仲で解散」なんて、そんな簡単に表せる話じゃないんだよと憤ったり。

• 苦手なオタクその2

ふたつ目は木村くんは自ら望んで、解散したことで自由になったのだ❗️と主張するようなオタクである。いわゆるアンリーだ。つっこみどころが多いのだが、感情を率直に伝える彼が「正直なところ本当に無念」「呑み込むしかないのが現状」とまで言った解散を自ら望んだと言えてしまうのは、一体……？侮辱か？と思ってしまう（小声）私は前述したひとつ目のオタクに対し「怖…」という感情を抱くのに対し、この手のオタクには狂気を感じるものだ。

私は彼がギリギリで独立を辞めたのも、それに末っ子をはじめメンバーの気持ちがついていけなかったのも本当だと考えている。（お願いだからこの私の感想に対して違うとかそう思えないとか、言わないで欲しい。色んな捉え方ができるのは私も分かっているし、彼がSMAPのために残ったと主張する人がいるのも理解している。しかし私が外野からさまざまな情報を見て判別していったところそう言う結論が1番妥当だと思った。）彼には家庭があり、家庭の今後を考えるのも当然だ。もちろん彼が残留した理由は私には分かり得ないが、真面目な彼のことだから、家族のことも隅々まで熟考したと私は思っている。（ただの憶測なのでコイツなんか言ってるわ、と無視してほしい。本当にスルーで頼みます。）

理由はなんであれ、彼はあそこに残って一緒にやりたかった。3人は親のように慕ってきたマネージャーについて一緒にやりたかった。そしてリーダーは、とりあえず続けたかった。私はそう解釈している。その歯車が合わなくなった。それぞれ譲れないものだってあるだろう。でも当初「続けたかった」ことは5人に共通するのではないかと思う。

SMAPはあんな形での解散とはなったが、「メンバー自身がSMAPを終わらせたいという理由が発端でこの解散が生じたわけではない」「初めはみんな一緒にやりたかったのだ」という事実が、ファンにとっては意識せずとも不幸中の幸いのように感じるのではないかと思う。そしてそれが願望化して、本人の意思ゼロの解散というのが「真実」という意見が生まれたのだとも思う。 彼らが解散を一度でも望むはずがない、という願望のもと、だ。本人の意思ゼロの解散だったと考えるのは別に批判していないし悪いことでもない。問題はそれを真実として拡散することである。それだけだ。

追いかけていたグループが2度解散した身として、気持ちは分からなくもない。 私だって本音はそう思いたいし、そう思いたくって当時は必死だった。

そう思うしか「今まで私が見てきたキラキラした彼らは一体なんだったのか？」「解散なんかないって言ったじゃん」という気持ちを消化できないではないか。

だからそう思ってしまう心理は決して異常なことではないと、偉そうに申し訳ないが全SMAPファンに伝えたい。

そして結局私たちは何も語れない。真実と断定できることがあまりにも限られている。

残留の真意も、解散の理由も、本人たちの仲も、

「私たちは何も知り得ない」

のだ。

話が脱線してしまったが、木村くんは今もSMAPを歌い続けてくれる。

（SMAPの曲を）やりたいって言うのが1、やってくれないかなぁっていう風に客席のみんなが思ってくれているかもしれないのが9。

これは木村くん本人が発した言葉である。彼は今でも苦しんでいるファンがいることを知っている。25周年のコンサートに行きたかった、せめて最後のお別れライブをしてほしかった、新曲を出してほしかった、5人からの声を聞きたかった、解散なんかしてほしくなかった、そんな溢れ出す苦しみを、彼は理解している。そして重く受け止めていると思う。

みなさんの時間の中にその曲（SMAPの曲）がどこかにあったはずだから。

この言葉を聞いた時、鼻がツンとするのを感じた。彼は私たちの気持ちを分かっている。SMAPというある種の呪縛から一生解けないであろうファンがいることを分かっている。SMAPを無かったことにしないで、という悲痛な叫びにできる限り向き合おうとしている。私たちの気持ちを汲み取ろうとしてくれることに対する心の温もりと、様々な声を聞きながらもSMAPを歌う彼はどういう気持ちなのだろう、という不安の二つがせめぎ合った。

我々にとってこのぶつけどころの無い感情をアイドル自身が分かってくれているというのはやはりとても大きい。

今はもうSMAPじゃないだろ、木村くんだけずるい、と言われても、彼は歌うことを選んだ。会場が盛り上がることを知っているから。喜ぶ自分のファン、そして5人のファン、6人のファンが山ほどいると分かっているから。

• アイドルを推すということ

ここまで長々と語ってきたが、私は結局、思い込みというものが怖いのである。これまで書いたようにさまざまな憶測の押し付け合いを5人が耳にしたら、さぞ疲れるだろうと思うのだ。「そういうつもりじゃないのに」とか。彼らが無意識の内にそういったSMAP関連のことから距離を取りたくなってしまうのではないかと思って怖くなるのだ。（ただ私が勝手に心配しているだけではあるが。） 彼らにしか絶対知り得ないことで、報道だって信憑性があるわけではない、そんな中で色々な憶測や推論が真実として広まるということは、彼らにとってゾッとすることなのではないかと思う。少なくとも私が彼らの立場なら、精神的に疲れる。 でも、彼らは突然の解散という道を選び沈黙を貫いている以上、そんなファンの論争も甘んじて受け入れようと思っているようにも感じたり。

私は、できるだけ希望的観測をしないお茶の間ファンでありたいと思う。ただの自己防衛だ。勝手に期待して勝手に裏切られた気分になることに疲れたからだ。

前回書いたように、SMAPは私の逃れることのできない記憶であり、存在である。それでも、今彼らが精一杯やっていることを無視して、本人に見せつけるように「SMAPの方がいい」「あなた（本人）もSMAPがよかったんでしょ？」と言い張るなんていう残酷なことを、私はとてもじゃないができない。残酷すぎると思う。彼らは彼らなりに、今できる形で活動している。それを切り捨てているようでならないのだ。（もちろんファンがSMAPを求める心は当たり前のものである。ただ真実とは断定し難い自分の希望的観測を、「真実」としてわざわざ本人に見えるように押し付けることが残酷という話だ。本当に何回もしつこいが、ファンがSMAPを求めるのは当たり前の心理である。あまりにもくどくて申し訳ない。）

これまでオタク生活をしてきて、私は「アイドルのどんな行動もどんな姿もファンなら認めるべき」という理論には無理があると感じている。ファンである以上はアイドルをしているその人が好きなのであって、理想的な姿があるのは当たり前である。多少の愚痴くらい出てくるだろう。しかし犯罪やモラル違反行為を除けば、自分の理想と離れた姿の推しを、私たちオタクは強引に理想に近づけるなんて権利を持ってはいないのだ。その姿にどうしても納得できなければ、その人から離れる他に方法はない。アイドルを推すということは、そういう覚悟が必要だと思う。

そんなことを言いつつ、私は今でも「あの文春がなければ」「もし活動休止で留められていたら」とたられば妄想がタラタラと止まらない。

私が何年もアイドルを追いかけてきて、これまでも色々なことがあった。理不尽な解散やファンの論争は、私の居た界隈にも起こったことだ。それにより精神的にかなり疲れたことも多々あった。

私がアイドルから離れたいと思う瞬間はいつもどこかに「ファン」の存在があった。ファンの論争が過激化するほど離れたくなるし、その現実を突きつけられて数時間そのことばかり考えてしまったりした。

アイドル本人にも、そのファンにとっても「ファン」という存在は大きい。そのことを意識しながら過ごしたいものだとつくづく思う。デリケートな話は、慎重に扱いたい。そう思ってこれを書いている。 （勘違いが生まれないように、できるだけ誰も傷つかないように、と色々考えて加筆をしていたらこんなに莫大な文字数になってしまった。それでも恐らくこのブログを不愉快に思う人もいるだろうなと思うとなんだか胸が詰まる。）

結局私に推しの現実なんて知り得ないのだから。

誰も悪くないんです。メンバーはこの一年本当によく頑張りました。

ご存知の通りSMAPとして最後のラジオで中居くんが言った言葉だ。この言葉が本心かどうかは彼にしか分からない。でも彼は「誰も悪くない」と私たちに受け取って欲しいからそう発信したはずだ。だったら私だってそれを無碍にして変な勘ぐりをするのはやめようではないか。

誰のせいで解散したとか、誰が誰をどう思ってるとか、正直今はどうだっていい。それがどうあったって今ここにSMAPはいなくて、時は進んでいる。進みゆく時代と共に進んでいく彼らに、今でもついて行ける者が追いかければそれでいい。

未だ、それぞれ活動する彼らの奥にSMAPの彼らを見てしまうファンは、声に出さずともかなりの数いると思う。別にそれでいい。本人に迷惑をかけたり困らせたりしない限り、どんな気持ちでいようと、今の彼らを全面的に応援できるならそれでいい。

ただ、今の彼らの奥の、「SMAPの彼ら」の面影しか見えず、今の彼らを見て耐えられない苦しみが湧き上がったり自分の願望を押しつけないとやっていられないのだとしたら、そっと離れればいい。離れることは自己防衛で、悪いことなんかじゃないし、むしろそれは正解だろう。

あんな形で解散を迎えた彼らには、傷ついたファンへそれ相応の責任が伴った。もちろん彼らのせいで引き起こされた解散ではなかったけれど、ファンは一連の騒動で確実に傷ついた。アイドルである以上、彼らはその責任を感じていると思う。だから彼らはあえて口を開かず、ファンの様々な希望的観測をそのままにしたのかな、とも思ったりした。これも私の推論であり、真実は分からない。

時は確実に進むし彼らも進む。でも私たちの記憶に残るSMAPの姿は誰にも消すことはできない。それは彼ら自身も同様だ。SMAPがあったから私たちは彼らを知り、SMAPがあったから彼らは今もテレビにいる。

世代的に言うと、物心がついてからSMAPを見てSMAPをよく知っているのは、私くらいの世代が最後だと思う。しかしアイドルという概念を変え、破天荒に突き進んだSMAPは、これからも必ず語り継がれる。少なくとも私たちが一生を終えるまでは、彼らの記憶も記録も功績も、必ず語り継ぐ人がいる。 だから安心して彼らを応援したい。

私の中のテレビを作った5人は、今日もテレビにいる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 何度も何度もしつこいようだが、これを読んで反論があってもどうかそれを発信せず、このブログを無視してほしい。こんなやつもいるのか、程度に。こういう受け取り方をした人間がここにいると言うだけだ。